2021/06/22 09:34
日々活動している中で常々意識していること。
人間は大地において自然と人間との交錯を経験する。人間はその力を大地に加えて農作物の収穫に努める。大地は人間の力に応じてこれを助ける。(…)大地は詐らぬ、欺かぬ、またごまかされぬ。人間の心を正直に映しかえす鏡の人面を照らすが如くである。大地はまた急がぬ。春の次でなければ夏のこぬことを知っている。蒔いた種子は、その時節が来ないと芽を出さぬ、枝を張らぬ、花を咲かせぬ、従って実を結ばぬ。秩序を乱すことは大地のせぬところである。それで人間は、そこから物に序あることを学ぶ、辛抱すべきことを教えられる。大地は、人間にとりて大教育者である、大訓練師である。
「日本的霊性」鈴木大拙
まっすぐに潔く、自らの内面に向き合う事に重きを置いたアプローチから生まれる唯一の創作スタイルであること。
私たちの新しい活動拠点が完成に向け、みなさまのおかげでいよいよ極まってます。